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山形の山寺へお参りに

友人から「山寺へ行ってきたよ」とか「山寺へ行ったことある?」とかの声を掛けられる度に「マダ!」と答えるばかり・・・行ってみたいと思いつつ10数年が経ち、今年10月1日にやっと実行することができた。
山形新幹線のお陰でお昼には山寺駅に着いた。 駅前の焰蔵と言う蕎麦屋で昼食を済ませ山寺の1100段にも及ぶ石段に挑戦。

       JR山寺駅              蕎麦屋の焰蔵
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山寺駅を背にして目の前が山寺である。 立谷川(たちやがわ)に架かる宝珠橋を渡るとき左に対面石(たいめんいわ)と言う大きな岩がある。 
橋を渡って右に曲がり国道を数分歩くと山寺と書かれた石柱に出会い、これより出発点の階段に差し掛かったわけである。

        宝珠橋                山寺入山口
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最初に国の重要文化財指定の根本中堂にお参り、山寺に点在する寺院の本堂である。入り口の布袋尊をなでると縁起が良いらしくお腹周りがテカテカになっていた。

        根本中堂                布袋尊
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山門の標高は約250m、奥之院の標高は400m、この間の石段が1015段。 四寸道、せみ塚、仁王門、金乗院、大仏殿、参道終点の奥の院と石段を上る。 松尾芭蕉の詠んだ「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の句で有名だが、奇岩が連なる独特の景観は聖域と言われるに相応しい雰囲気である。

     山門           せみ塚         仁王門
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                 山寺奥ノ院
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奥の院から眼下の山寺駅周辺を眺め自然の美しい空気を吸い込む、体の芯から清められる思いだ。
帰りは国の重要文化財に指定されている三重塔がある華蔵院、山寺随一の展望櫓がある五大堂、へ立ち寄り約3時間の山寺詣でを終える。

    三重塔         五大堂の展望台         百条岩と紅葉
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今夜は山形で一泊、山形行きの電車が来るまでの余裕時間に駅から10分弱の高台にある山寺芭蕉記念館へ行った。 松尾芭蕉と門人の作品が沢山展示されていて一見の価値は十分だ。

               松尾芭蕉記念館
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2日目は昼過ぎまで山形市内を観光。 やまがた街あるきマップを片手に霞ケ城三ノ丸土塁跡、花笠祭りパレード街路、七日町御殿堰、文祥間、最上義光歴史館、山形美術館、霞城公園、霞城セントラル・・・と約3時間の散策だったが月曜日休館のところが多く外観だけになったのは残念だった。

    七日町御殿堰      山形美術館        霞ケ城東大手門
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by ueq100 | 2017-10-04 16:54 | たび  

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