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瀬戸内のアート巡り

瀬戸内のアート巡り? そのメインは倉敷の大原美術館、直島のベネッセハウスミュージアム、小豆島の寒霞渓・オリーブ園、鳴門の大塚国際美術館・渦の道 を2泊3日間で巡る旅のことである。

1日目は羽田空港から岡山空港へ飛び、倉敷美観地区にあるホテル「倉敷アイビースクエア」に直行。
ホテルは、明治時代に建てられた紡績工場を改築活用したもので、赤レンガに蔦のからまるエキゾチックな外観である。

    倉敷美観地区     倉敷アイビースクエア   赤レンガに蔦の建物
瀬戸内のアート巡り_d0102495_09164679.jpg瀬戸内のアート巡り_d0102495_09130567.jpg瀬戸内のアート巡り_d0102495_09125794.jpg

ホテルに荷物を置き身軽になって倉敷川とヤナギが調和した倉敷美観地区内を通って大原美術館へ。 
日本最初の西洋美術、近代美術を展示する 私立美術館で、門をくぐるとロダンの彫刻「洗礼者ヨハネ」「カレーの市民」の像があり、ギリシャ神殿風の本館の中には世界画壇の 巨匠作品が多数展示されていた。 隣接して、分館、工芸・東洋館、そして倉敷アイビースクエア内に児島虎次郎記念館があり、約3時間かけて鑑賞した。
夕食後はライトアップされた美観地区の街並みを散策し眠りについた。

      大原美術館正門          神殿風の本館      入場券
瀬戸内のアート巡り_d0102495_09124210.jpg瀬戸内のアート巡り_d0102495_09123249.jpg瀬戸内のアート巡り_d0102495_09122427.jpg

              パンフレットの代表展示品
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           ライトアップされた美観地区の街並み
瀬戸内のアート巡り_d0102495_09120617.jpg瀬戸内のアート巡り_d0102495_09115788.jpg瀬戸内のアート巡り_d0102495_09114633.jpg

2日目は、宇野港からフェリーで島全体にアート作品が点在する通称アート島と言われている直島へ渡った。
「自然・建築・アートの共生」をコンセプトにしたベネッセハウスミュージアム、古民家を改装し家そのものを作品にした家プロジェクトなるものを約4時間鑑賞。

  ミュージアム入口     大竹伸朗作の船底と穴   芸術品的な直島町役場
瀬戸内のアート巡り_d0102495_09113797.jpg瀬戸内のアート巡り_d0102495_09112675.jpg瀬戸内のアート巡り_d0102495_09111283.jpg

あまり ピン! とはこなかったが草間彌生の代表作品である ベネッセミュージアムの向かいの「黄カボチャ」と宮浦港の広場にある「赤カボチャ」は強く印象に残っている。

        黄カボチャ              赤カボチャ
瀬戸内のアート巡り_d0102495_09110000.jpg瀬戸内のアート巡り_d0102495_09105008.jpg

直島からフェリーを乗り継ぎ高松経由で日の沈んだ小豆島の土庄港へ17時前に着いた。
オリーブの島、小豆島土庄港には「太陽の贈り物」と言うシンボル的なアート作品がライトアップされ、すぐ隣に設置された二十四の瞳で知られる平和の群像へも立ち寄り、目の前のホテルに泊まった。

   瀬戸内の夕日       太陽の贈り物        平和の群像
瀬戸内のアート巡り_d0102495_09104032.jpg瀬戸内のアート巡り_d0102495_09102413.jpg瀬戸内のアート巡り_d0102495_09101313.jpg

ホテルに併設の温泉「塩の湯」の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、うちみ、慢性消化器病等と表示されていたが疲労回復にも効果ありぐっすりと眠った。

3日目は、午前7時30分にホテルを出て寒霞渓へ行った。 昨夜は冷え込みが厳しく、標高612mの山頂付近は薄っすらと雪化粧していた。
1300万年前の火山活動で誕生した日本三大渓谷のひとつで奇岩怪石の織りなす素晴らしい渓谷美を鑑賞。

  雪化粧の寒霞渓山頂         奇岩怪石の織りなす渓谷美
瀬戸内のアート巡り_d0102495_09100441.jpg瀬戸内のアート巡り_d0102495_09095763.jpg瀬戸内のアート巡り_d0102495_09094564.jpg

続いてオリーブ園を訪ねた。 オリーブの小道を散策し樹齢100年にもなる日本最古のオリーブ原木17本、ギリシャ風の風車、オリーブショップなどを楽しんだ。

    オリーブ園      日本最古の原木      オリーブ油絞り機
瀬戸内のアート巡り_d0102495_09093156.jpg瀬戸内のアート巡り_d0102495_09091632.jpg瀬戸内のアート巡り_d0102495_09090650.jpg

10時20分土庄港発のフェリーに約1時間乗って高松港に渡り、徳島県鳴門の大塚国際美術館を訪ねた。
世界初の陶板名画美術館で、古代壁画から世界25ヵ国所蔵の現代絵画まで原寸大で1000余点、特殊技術を駆使して複製し展示されているのである。
正面玄関から43mのエスカレーターに乗り最初の展示場はB3。 B3からB1は山の中にあるのだ。 山頂に建つ1F、2Fも展示場やレストランになっている。
システィーナ・ホール、エル・グレコ祭壇衝立、スクロヴェーニ礼拝堂、ヴィーナスの誕生、最後の晩餐、モネの大睡蓮、ゴッホのヒマワリ、ミレーの落穂拾い、・・・など、たっぷり3時間鑑賞。
色や形が2000年以上崩れない陶板複製は、技術はもとより構想においても各国から称賛されていると言う。 入館料3000円の価値あり!

        大塚国際美術館正面玄関        長さ43mのエスカレーター
瀬戸内のアート巡り_d0102495_09085436.jpg瀬戸内のアート巡り_d0102495_09083849.jpg

           作品はノーフラッシュで自由に撮影できる
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16時30分、大鳴門橋遊歩道“渦の道”へ行き、瀬戸内海の景色を見ながら450mほど先の展望室へ向かった。 ガラス床の下45mに激しい潮流が作る渦の鑑賞だ。 カメラ撮影は不出来だったが幾つかの渦らしき景色を見ることができた。 

     大鳴門橋        渦の道入口     ガラス床から見下す渦
瀬戸内のアート巡り_d0102495_09081405.jpg瀬戸内のアート巡り_d0102495_09080166.jpg瀬戸内のアート巡り_d0102495_09075062.jpg

大学生がハンドベルでクリスマスソングを奏でる徳島航空を20時に出発して21時25分羽田航空に戻ったが、瀬戸内に凝縮された世界のアートに驚くとともに堪能の3日間であった。
            クリスマスソングを奏でる徳島航空
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by ueq100 | 2017-12-13 11:01  

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