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宝登山のロウバイ鑑賞

関東地方には1月22日に我が家の庭先で25cmの積雪、それが溶けきらぬ2月2日に積雪1~2Cmの薄化粧、厳しい寒波でインフルエンザが流行だしたようだ。
ロウバイ鑑賞地である埼玉県秩父市は小平と比べ格段の寒冷地であり、標高497mの宝登山ではかなりの積雪と聞いている。
登山日は6日で降雪後4日経っているが厳しい冷え込みが続き、当然のことながら残雪は凍てつきアイスバーンになってる筈、今日のメンバー11名はアイゼンなど雪対策をしての出発である。
西武秩父駅には昨年「祭の湯」と言う温泉ができ駅前広場や土産物店のあった仲見世をリニューアルし、和風を基調にした落ち着きのある駅舎の前を通り秩父鉄道御花畑駅経由で長瀞駅へ向かう。
10時過ぎに長瀞駅へ到着、駅前の観光案内所へ名前を届け利用交通のアンケートに回答したところ写真のようなハイキングマップとメタボリメジャーを頂戴した。 ロウバイまつりの観光イベントだ。

    秩父駅祭の湯      ハイキングマップ     メタボリメジャー
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宝登山神社前の登山口にはコチコチに固まった雪が山積みになっている。登り始めてしばらくは、登山道の中央部に雪がなく暖かな日射しを背に受け順調に登って行く。
1時間弱登ったあたりから日陰や北側の道路が凍てついた残雪でツルツル! ペンギン歩きをしながら注意深く進む。

    登山口の雪      日射しを背に・・・    アイスバーン始まる
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山頂までのほゞ中間地点まで来てリーダーは早目のアイゼン装着指示、久しぶりの装着でつけ方を忘れた人や初めて使う人もいて少々時間が掛かる。

       これより先はアイゼン必要・・・念には念をいれてぇー
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山頂に近付くと早春の山に「まず咲く」「 まんずさく」が東北地方で訛り、こんな名前を付けられたと言うマンサクの花に出会う。 

   アイゼンで楽々      マンサクの花       これより蝋梅園
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もうすぐ蝋梅園・・・山頂は南面で残雪ゼロ、花の香りが漂っている感じ、12時過ぎに到着し集合写真撮影、武甲山・両神山を眺めながら昼食、蝋梅園内の散策など小一時間楽しむ。

               宝登山山頂のロウバイ
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        武甲山                両神山
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下山は長瀞アルプスと呼ばれている野上峠から満福寺、野上駅へ至る尾根筋を歩く。
アイスバーンになっている急勾配の下りや段差の高い階段もアイゼン装着のお陰で無難に下山、みんな珍しい経験を楽しんでいるようであった。

   ツルツルの急坂       誰かの遊び心       雪道の縞模様
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約5時間の山行を終えゴールの野上駅に着いたのは15時15分であった。
野上駅での新発見、大正5年宮沢賢治が20歳の時、地理調査研究で秩父を訪れ野上にも立ち寄った際、その時の風景と心境を詠んだと言う歌を歌碑にして建てられていた。  へー そうなんだ!

      ゴールの野上駅            宮沢賢治の歌碑
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by ueq100 | 2018-02-07 15:12 | 登山・ハイキング  

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