小川山楽会のメンバー9名は、午前9時半30分風のない蒸し暑い北鎌倉駅に集合。
建長寺の中を通るため拝観料500円を払い、キキョウやオミナエシなど秋の花々をはじめ樹齢760年と言う柏槙(和名イブキ)、重要文化財の唐門などを巡り寺内を約40分自由観光。
建長寺総門 柏槙(和名イブキ) 重要文化財の唐門
建長寺の奥へ進むと半僧坊へつづく半僧坊道亨出て、ここから修行僧の辿ったハイキングコースへ入る。
数えなかったがいきなり急勾配の石段が20分ほど続き登りきったところが半増坊の社殿でテラスから富士山や相模湾が一望できるはずだが生憎ガスに覆われ遠望は効かない。
半増坊への石段 半増坊の案内板 建長寺全景
半僧坊を抜けると本格的な山道へ入り、ここから勝上献展望台までは約5分、整備はされているが蒸し風呂状態での急な石段はキツイ。
20分ほど進むと「鎌倉十王岩の展望」の碑があり、苔むした岩を数歩登ると風化の進んだ3体の仏像が彫られた岩があった。展望は全くない。
参道のわきにいくつもの洞窟が現れそれぞれに石仏がある。中世のお墓で百八やぐらと言われている。
アルプスの最高峰、標高159.2m大平山に到着は11時45分。目の前にゴルフ場のクラブハウスと駐車場、チョット興覚めってところ、その隣が天園だが生い茂った草木で展望がない。 ランチタイムは天園を見下ろす大平山にした。
勝上献展望台への石段と展望 大平山山頂
食事を終え瑞泉寺へ向かう途中、約30分の所に貝吹地蔵がある。 鎌倉幕府の最期、東勝寺で自害した執権北条高時(ほうじょうたかとき)の首を持って逃げる家臣を、 貝を吹いて助けたと言われている。
さらに30分歩き瑞泉寺に到着、この寺はやはり梅の花が咲く季節が良い。
身体が汗でびしょびしょ、熱中症にならなければ良いが・・・とミンナわが身を案じながら鎌倉宮、鶴岡八幡宮と無事お参りし現地解散となった。
貝吹地蔵 瑞泉寺 鶴岡八幡宮
南の相模湾以外は山に囲まれた鎌倉、無風状態でサウナ風呂のような一日、結構疲れの溜まるハイキングだった。
# by ueq100 | 2019-09-04 20:30 | 登山・ハイキング