上野原の「要害山」に初登頂
今年のGW山行はいつものメンバーと日程調整出来ず予定が組めなかった。
仕方なく単独山行をしようと適当な山を探していると上野原市に要害山と言う未踏の山が目に入った。
山梨県には要害山と言う名の山が2座あり、ひとつは武田信玄の父である武田信虎が城を築いたという甲府の山梨百名山、もうひとつが戦国時代に甲斐の国・相模の国・武蔵の国の境における最大級の山城「大倉砦」が築かれていたと言う今回登った上野原北部の里山にある要害山だ。
晴天で穏やかなGW2日目(4月30日)、JR中央本線の電車はハイキングスタイルの乗客で埋まっていた。
9時43分に到着したJR上野原駅改札口には黒山の人だかり、みんなJRの「駅からハイキング」のイベント参加者だ。
要害山入口の鏡渡橋バス停へ行くバスは少なく、ひとつ手前の新井が終点のバスに9時52分乗車、乗客はわずか三人、途中で一人下車し残った二人は終点で下車し八重山方面と要害山方面へ別れそれこそ単独山行のスタートとなった。
コース&タイム
新井バス停(10:03)・・・鏡渡橋バス停(10:15)・・・山の神神社(10:35)・・・要害山(11:00~11:20)・・・風の神様(11:45)・・・コヤシロ山(12:05~昼食~12:55)・・・実成山(13:05)・・・尾続山(13:20)・・・尾続バス停(13:50)・・・新井バス停(14:25)・・・上野原駅(15:00)
※尾続バス停に下山後も15:15までバスがなく結局上野原駅まで歩く
鏡渡橋バス停~尾続バス停約6.5kmの行程図
新井バス停をスタートし鏡渡橋(キョウドバシ)に近づくと通称オッパイ山とよばれる要害山の姿が見えてくる。
要害山 通称オッパイヤマ(鏡渡橋から)
橋を渡り要害山入口の道標に従い小倉集落方面へ登って行く。 20分程進み集落を抜けると赤い鳥居の山の神神社に着く、トタン囲いの建物に祀られている祠に両手を合し無事登山を祈願する。
登山道脇の山の神神社とトタン囲みの祠
男の子二人と一緒に降りてくるお母さんと出会う、小学一年生位のお兄ちゃんとともに「コンニチハ」と挨拶を交わし手を振ってすれ違う。
新緑の梢に野鳥のキビタキ?がとまりさえずっている・・・望遠ズームで引き寄せパチリ・・・もう少し大きくしようとカメラを構え直したとき残念!飛び去ってしまった。
萌黄色に溶け込むように赤いヤマツツジ、紫のヤマフジ、ハルジオン、ニガナ、ジュウニヒトエ、カタバミなどが咲いている。
キビタキと新緑 ヤマフジ ヤマツツジ
雑木林の傾斜を登りきり11時ちょうどに秋葉大権現が祀られた標高536mの要害山山頂に着いた。
南方が左右に広く開けていて右側に富士山、左側に丹沢系の山々が美しく見晴らせる。
山頂は広くベンチに腰かけてコーヒーを飲み、居合わせたシニアのご夫婦とチゴユリやフデリンドウを愛で至福のひと時を過ごす。
要害山山頂から眺める富士山
やや急な坂道を登り道の真ん中に居座る大岩を過ぎでっぷり太ったご婦人二人と擦れ違い「風の神」まで来ると4人のパーティーが食事中、狭いところなので挨拶を交わし写真を撮って先のコヤシロ山へ進む。
大きなモミの木やソロの木のある尾根道を通り12時5分標高600mのコヤシロ山に着いた、展望はあるが富士山は霞んでしまった。
反対側から登ってきた男性三人、男の子一人のパーティーと一緒に食事をすることになった。
江戸川区から来たというこのパーティーは朝ドラの「とと姉ちゃん」じゃないけれど月一でハイキングを楽しんでいるのだと言う。
風の神様 コヤシロ山
今回のコースで標高609ⅿの最高地「実成山(ミナシヤマ)」は雑木に囲まれ展望がない、でも尾続山まで続くなだらかな新緑の尾根歩きは非常に快適。
四等三角点のある標高538mの尾続山(オヅクヤマ)の眺望は良くないが本コース最後の頂である、なんとなく四座縦走の達成感を噛みしめながら尾続バス停へ下山した。
鮮やかな新緑 尾続山山頂
下山後約1時間弱舗装道路を歩くことになったが、標高500~600mのピークを渡り歩く稜線歩きは仲間に進めたい好所であった。
ハルジオン ニガナ ジュウニヒトエ カタバミ
フタリスズカ ギンラン フデリンドウ ヤブレガサ
仕方なく単独山行をしようと適当な山を探していると上野原市に要害山と言う未踏の山が目に入った。
山梨県には要害山と言う名の山が2座あり、ひとつは武田信玄の父である武田信虎が城を築いたという甲府の山梨百名山、もうひとつが戦国時代に甲斐の国・相模の国・武蔵の国の境における最大級の山城「大倉砦」が築かれていたと言う今回登った上野原北部の里山にある要害山だ。
晴天で穏やかなGW2日目(4月30日)、JR中央本線の電車はハイキングスタイルの乗客で埋まっていた。
9時43分に到着したJR上野原駅改札口には黒山の人だかり、みんなJRの「駅からハイキング」のイベント参加者だ。
要害山入口の鏡渡橋バス停へ行くバスは少なく、ひとつ手前の新井が終点のバスに9時52分乗車、乗客はわずか三人、途中で一人下車し残った二人は終点で下車し八重山方面と要害山方面へ別れそれこそ単独山行のスタートとなった。
コース&タイム
新井バス停(10:03)・・・鏡渡橋バス停(10:15)・・・山の神神社(10:35)・・・要害山(11:00~11:20)・・・風の神様(11:45)・・・コヤシロ山(12:05~昼食~12:55)・・・実成山(13:05)・・・尾続山(13:20)・・・尾続バス停(13:50)・・・新井バス停(14:25)・・・上野原駅(15:00)
※尾続バス停に下山後も15:15までバスがなく結局上野原駅まで歩く
鏡渡橋バス停~尾続バス停約6.5kmの行程図
新井バス停をスタートし鏡渡橋(キョウドバシ)に近づくと通称オッパイ山とよばれる要害山の姿が見えてくる。
要害山 通称オッパイヤマ(鏡渡橋から)
橋を渡り要害山入口の道標に従い小倉集落方面へ登って行く。 20分程進み集落を抜けると赤い鳥居の山の神神社に着く、トタン囲いの建物に祀られている祠に両手を合し無事登山を祈願する。
登山道脇の山の神神社とトタン囲みの祠
男の子二人と一緒に降りてくるお母さんと出会う、小学一年生位のお兄ちゃんとともに「コンニチハ」と挨拶を交わし手を振ってすれ違う。
新緑の梢に野鳥のキビタキ?がとまりさえずっている・・・望遠ズームで引き寄せパチリ・・・もう少し大きくしようとカメラを構え直したとき残念!飛び去ってしまった。
萌黄色に溶け込むように赤いヤマツツジ、紫のヤマフジ、ハルジオン、ニガナ、ジュウニヒトエ、カタバミなどが咲いている。
キビタキと新緑 ヤマフジ ヤマツツジ
雑木林の傾斜を登りきり11時ちょうどに秋葉大権現が祀られた標高536mの要害山山頂に着いた。
南方が左右に広く開けていて右側に富士山、左側に丹沢系の山々が美しく見晴らせる。
山頂は広くベンチに腰かけてコーヒーを飲み、居合わせたシニアのご夫婦とチゴユリやフデリンドウを愛で至福のひと時を過ごす。
要害山山頂から眺める富士山
やや急な坂道を登り道の真ん中に居座る大岩を過ぎでっぷり太ったご婦人二人と擦れ違い「風の神」まで来ると4人のパーティーが食事中、狭いところなので挨拶を交わし写真を撮って先のコヤシロ山へ進む。
大きなモミの木やソロの木のある尾根道を通り12時5分標高600mのコヤシロ山に着いた、展望はあるが富士山は霞んでしまった。
反対側から登ってきた男性三人、男の子一人のパーティーと一緒に食事をすることになった。
江戸川区から来たというこのパーティーは朝ドラの「とと姉ちゃん」じゃないけれど月一でハイキングを楽しんでいるのだと言う。
風の神様 コヤシロ山
今回のコースで標高609ⅿの最高地「実成山(ミナシヤマ)」は雑木に囲まれ展望がない、でも尾続山まで続くなだらかな新緑の尾根歩きは非常に快適。
四等三角点のある標高538mの尾続山(オヅクヤマ)の眺望は良くないが本コース最後の頂である、なんとなく四座縦走の達成感を噛みしめながら尾続バス停へ下山した。
鮮やかな新緑 尾続山山頂
下山後約1時間弱舗装道路を歩くことになったが、標高500~600mのピークを渡り歩く稜線歩きは仲間に進めたい好所であった。
ハルジオン ニガナ ジュウニヒトエ カタバミ
フタリスズカ ギンラン フデリンドウ ヤブレガサ
by ueq100 | 2016-04-30 22:44 | 登山・ハイキング